■ 文化財の施工 (大本山 護国寺 薬師堂修繕) |
大本山護国寺 薬師堂(東京都文京区) 文京区指定文化財である護国寺の薬師堂を修繕した時の 様子をご紹介致します。 ←写真が大本山護国寺 薬師堂です。 元禄4年(1691年)に建立。 特徴としては禅宗様式を取り入れた元禄時代の価値のある 建築物です。 |
〜 着 工 前 〜 |
薬師堂正面左側の様子 隅木が腐食し、なくなっています。 柱や梁、床材の腐食。虫害等の被害 で回廊は危険な状態。 |
薬師堂北側の様子 腐食・虫害に加えコケやカビが発生。 回廊水切りも腐食のため無くなって います。 |
回廊床の様子 床板は四隅がすべて腐食により 危険な状態です。 |
〜 着 工 〜 |
護国寺様・文京区文化財担当者様と 施工計画を立て修繕範囲・修繕方法 を念入りに打合せ。 |
写真は、床材を撤去して腐食した箇所 を撮影したものです。 ご覧の通り、梁や柱はボロボロです。 |
腐食した部分を新しくしました。 修繕前に使用していた材料と同じ 木材を使用。 |
床受梁や隅木・床板も一度、写真の 様に組み立てます。 |
回廊の四隅床板も写真の様に ケヤキ板で、交換・仮組み立てを行い ます。 |
仮組み立てが完了後、取り外し可能 部分に関しては、特殊加工場へ |
取り外し出来ない箇所に関しては、 現場での特殊加工作業となります。 |
回廊も、こんなにきれいになりました。 |
工事完了!! |