１２月７日、埼玉教育フォーラムの学習集会が、さいたま市民会館おおみや集会室を会場に開催されました。学習集会では、はじめに主催者を代表して、埼玉教育フォーラム共同代表である石田貞さんが開会の挨拶。続いて、埼玉県会議員の佐藤征治郎さん（社民党）が、高校日本史教科書を巡っての県議会の様子を自民党や維新の会を批判しながら、リアルに報告しました、その後、講演に移りました。
　講演のテーマは、「政治の教育現場への介入」。講師は以前、埼玉新聞記者でもあったフリージャーナリストの池添徳明さん。池添さんは、�@憲法改正の問題点�A安倍政権の教育政策�B特定秘密保護法�CＮＨＫと政権との距離感の４つの柱にそって、丁寧に話されました。
　続いて、高校日本史教科書執筆者が、実教出版の「高校日本史」教科書を具体的に紹介しながら、自民党、維新の会などによる教科書採択介入問題について報告しました。
会場からの活発な質問もあり、質疑応答を含め、現在進行中の教育への政治介入問題について、内容を深めることができました。