11月12日、さよなら原発埼玉県民集会（さよなら原発埼玉県民集会実行委員会主催）が埼玉会館大ホールを会場に行われ、1500名を超える参加者で原発の再稼働に反対する行動を大きくしていこうと意思を再確認しました。19:00から始まった集会では、大飯原発差し止め判決の意義について、弁護士の海渡雄一さんが講演しました。大飯原発の差し止めは福井地方裁判所が、画期的な判決を下したことや運動の重要性に関し熱心に話しました。続けて、秩父市周辺での脱原発のとりくみについて、木工作家であり、「原発とめよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんが講演しました。ユーモアを含めながら代替エネルギー問題や原子力発電についての学習会を繰り返しながら、市民活動を進めていく大切さについて語りました。さらに、浪江町など現地の市民からの厳しい生活などの様子も報告され、原発事故の恐ろしさを改めて考えさせられる集会になりました。

　また、この集会に先立って、17:00から埼玉県庁前で集会が持たれ、その後、県庁前から浦和駅西口まで、埼玉教組、埼玉高教組の組合員を約200名の参加者で、パレードが行われ、沿道や駅前の市民に原発の再稼働反対、原発の輸出反対などを訴えました。